プレスカブ50(FI) エンジン完成〜ブレークイン
どもこん◯◯は、ずです。
今日はエンジンの仕上げと車載そして火入れまでこぎつけたのでご報告。
クラッチを組み付けたところで止まっていたエンジン。今日はアームと右ケースの組み付けからスタート。
クラッチアウターガスケット。こいつが早く届いていれば先週中には組み上がってたのにねー。
シフトと連動するアーム。ボールのついたおにぎりの角度に注意。切り欠きがあるところがアームの方を向きます。
ガスケット乗せてケースをぽんっと。ノックピンを入れわすれないように。
ボルトはねじ込む前に穴に挿して長さを確認。出ている部分の高さが不揃いだと、ボルトの位置が違う証拠。
テンショナーにローラー組んで、カムチェーンを通す。チェーンはデイトナの強化品を使いました。
同時にスタッドボルトも取り付け。ヘッドを固定するときに供回りするのが嫌だったのでロックタイト塗って取り付けました。
ここから腰上。シリンダーの挿入時にはシリンダー内壁、ピストン、ピストンリングにたっぷりオイル塗っておきます。
吹き抜けもなくリングも固着していなかったので、ピストンとリングは再利用。
ヘッドを乗せたらゆっくりクランキングして、シリンダーの位置出ししてから本締め。カムやロッカーアームには予め注油するのも忘れずに。
ヘッドを組んだらバルブタイミングの調整。ここはジェネレータ(左カバー)を組む前にやった方がいいかも。磁石のせいでTマークを合わせるのに苦労した。
ちなみにO2センサーはヘッドカバーをつける前に取り付けないと締めれません。
ジャッキでサポートしながら搭載。これはマンパワーだけじゃ不可能だわ。
エンジンの固定はボルト2本だから楽だけど、ハーネス避けながらの位置出しは手だけで搭載しようとしたらかなりアレなプレイです。
まずO2センサーのケーブルを繋いで、そこで初めてヘッドカバーを本締め。
続いて燃料ホースや各種ハーネスを繋いでいきます。特に間違える要素もないので、つなぎ忘れさえ無ければOK。
マフラーを取り付けて、キックペダル、シフトペダルを付けてからステップをつけて完成。
オイルを入れて、クランキングして入念にオイルを回せばいよいよ入れです。
キーをONにして、ニュートラルに入っているのを確認したらせーので踏み下ろし。キック1発でエンジンが目覚めました。この瞬間はたまらなく気持ちいい!
オイルを行き渡らせるためにしばらくアイドリングで放置。タペット音が減って、オイル漏れが無いのを確認したら終了。
カブ、生き返ったよ。
機関のメンテが終了したので、次は足回りと外装。どうやって仕上げようかなー