オープンカーと雨男
どうも皆さんこん○○は、ずです。
日曜日。早起きしてとまとさんを洗った後、吉日だったので娘の雛人形をお片づけ。
雛人形を仕舞うのが遅いほど、嫁入りが遅れるなんて言うらしい。
おとーさん的にはずっと家に居てくれても良いんだよ、とか言ったらヨメ様に怒られそうなので、黙って片付けます。
おとーさんは基本的に親バカなのです。
午後は自由時間をもらったので、久しぶりに一人と一台、蜜月の時間。
実はこの前の週、2月25日はとまとさんの納車記念日。2011年納車だから、7年を自分の手元で過ごしている。
今回の納車記念日は出張と被ってしまいクルマに構ってあげられなかったので、その分を取り戻すという名目で、ヨメ様も快く送り出してくれました。
風もないし日差しは暖かい、絶好のオープン日和。すっかり春のニオイだね。
暇なようで忙しい毎日に身を委ねていると、日々の緩やかな変化って意外と気付けない。
出張のように纏まった期間、住み慣れた場所を離れてみると、そういうのに気付くいい機会になるねホント。
仕事は嫌いだけど、帰ってきた時の浦島太郎感というか、一寸時間をスキップしたような感覚、実は好きだったりする。
んで、足が向いたのは二つ隣の市にある古い峠道。
納車して初めてのオープンドライブで訪れた、自分にとっては思い出のある場所です。
久々に走ってみると、小さながけ崩れがあったりアスファルトに穴があいていたり、7年前よりだいぶ荒れた気が・・・
それでも怖くない程度に走れるのは、クルマが手足に馴染むのに費やした歳月と、よくできた脚回りのおかげか。
ゼロカウンターで対応できる範囲で愉しみに浸りつつ、とまとさんとの7年間をぽつりぽつり思い出していきます。
クルマを手に入れてから、SNSやオフラインでも色々な出会いがあった。
オフ会でよく話す人、サーキットに連れて行ってくれた人、素敵な脚を創ってくれた人、車に限らず遊びに誘ってくれた人・・・
その殆どとはもう関わりがない。自分から離れてしまったので。
元々「人間関係=面倒事」と思っているタイプだし、有態の自分を衆目に曝せるほど太いメンタルも持ち合わせてない。
だから八方美人な人付き合い(しかできない自分)に疲れたり、自分の矮小さが恥ずかしくなって、歪ながら積み上げてきた総てから逃げ出したカーライフになってしまった。
だけど、逃げた先にある今がボロボロでクタクタかと聞かれれば、全然そんなことはない。
自分とクルマの一対一で完結する世界、その小さな世界が自分の背丈に合うと判ったので、まだ暫くはこんな風にクルマを趣味として生きるんだと思う。
趣味なんだから、自己満足でやりたいようにやればいいじゃない。選択と因果の向こうにある今は、それなりにきちんと仕合わせです。
・・・書き出してみると大したことないな。ここに至るのに7年かけてるんだけどw
久しぶりに一人で物思いに耽って、すこし頭の中が整理できた気がする。
だからそろそろタイヤ替えよう、マヂで。