GARAGE QUADSQUARE

文系おじさんが小さなガレージから綴る、車やバイクで遊んだり遊ばれたりする記録

報われるクルマ。

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ロードスター30周年記念車、発表しましたね!ずです。
個人的にはサンバーストイエローで出てくると思ってたんだけど、オレンジもいい色だね。
そしてマツダらしい若干中二病感のある公式コメントも素敵w
「MX-5という歴史を育て上げた自信」よりも「MX-5の歴史を支えてくれたユーザーへの感謝」に溢れた開発チームの気持ちが存分にこもってます。

今回は車検の時に主治医とお話した、「報われるクルマ」について。劇寒自分語りが始まるよ!

 

 

車検が終わり、整備報告などを頂いた際に主治医が言っていました。

「この個体は"報われるクルマ"だね。可愛がった分ちゃんと答えてくれるじゃん。
正直いくら手入れしても調子が戻らなかったり、ダメな部品交換しても変化が体感できない個体ってあるんだよ。
その点このクルマはちゃんとフィードバックがある。いい個体に乗ってると思うよ。」

これを聞いてちょっと嬉しくなったのと同時に、"報われるクルマ"というフレーズがなんだか心の琴線に触れまして。


報われる:努力や苦労に対して、それに見合ったような期待通りの成果や成功が得られること(実用日本語表現辞典)

「期待」ってところが個々人の匙加減だからアレなんだけど、やっぱりパーツ変えたら運動性能が上がったり、不具合がある部分を修理したら調子が元通りになるとか考えるよね。
ちゃんと良くなる、ちゃんと直る。少なくともこれが自分のカーライフでは普通でした。
でも、それはあくまで自分のケースで、実際には苦労しているオーナーさんやクルマがあるんだなーと。
お金や時間のかけ甲斐を見出せない、修理ばかりでお金が掛かると家族に言われ、そうなると、クルマと遊ぶことや維持することへのモチベーションなんて自分は保てない・・・

 

つまるところ、自分は恵まれているんだと強く感じました。
偶然「そういう個体」に出会えたのは自分のラッキーなんだけど、その上で

家族の理解の下維持ができて
トラブルをちゃんと見つけて適切に処置してくれるショップにお世話になれて
辛口だけど必要なこと、大切なことを教えてくれる主治医がいて

こんな条件でカーライフを送れるって、実はすごいことなんだなと。
報われてるのはクルマじゃなくて自分だなと。そしてそれは、周りに支えられて実現してるんだなと。

 

だから自分がすべきはクルマに対する驕りや自慢ではなく、周りへの感謝ですな。
周りの理解や優しさに報いれるよう、これからも大事に乗っていこうと思った次第です。